BFL経営財務研究所は、JSK事業再生研究会やアジア進出研究会の活動を通して税理士、弁護士はじめ経営コンサルタントの先進的なアドバイザリー業務を支援しています。
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NPO事業支援協議会・監修コラム【2007年3月号】
◆今月のコラムライター◆
菊地 陽一氏 NPO東日本事業支援機構 理事

『過払金について』

現在、債務者から消費者金融等に対して、過払金返還請求訴訟が行われていると新聞報道などでも話題になっています。
この仕組みは、簡単にいえば、利息制限法で計算した場合に、元金が完済しているにもかかわらず、その後支払い続けた金銭を返せというものです。理屈からしても、取引期間が長い場合に、払いすぎという状態になります。このような方は、大別して2種類に分かれます。

①非常に真面目な方で、定年退職してから、支払いできなくなぅた高齢の方。
②ご主人が高収入で、支払いができた時期はよかったが、それができなくなった主婦の方。

①の方の場合には、元来真面目な方ですから、支払いを免れるだけで、今後の生活に支障がなくなると考えて間違いありません。ところが、②の方の場合には、今後の支払いはなくなるかもしれませんが、元来、ご主人の収入を頼りに欲求のままに、金銭借り入れを繰り返してきた方ですから、消費者金融からの借金がなくなり過払金を取り戻したとしても、その後、過払金を使い切ってしまった場合、再び多重債務に陥る可能性が否定しきれません。えてして、周りの親族に秘密にしているという方も少なくおりません。私としては、できる限り、親族にお話したうえで、同じ事態に陥らないための方策を考えてほしいのですが、どうしても話せないという方がいることは事実です。それでは、本当の意味での再生にはならないことは承知しながら、行き場を失った債務者が万が一にもとっぴな行動(窃盗などの犯罪行為や、自殺)にでられても困るので、受けざるを得ないこともあります。後追い調査をしているわけではないのですが、やはり将来的には不安が残ります。

再生ニュースをお読みの皆様は、是非とも、将来に備えた対策が必要であることを、相談者にはお伝えしてほしいと思います。

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NPO事業支援協議会加盟のNPO法人は、事業経営者・債務者の立場を重視する
事業再生指導、経営支援を行っています。
・NPO首都圏事業再生支援センター
・NPO関西事業再生支援センター
・NPO東海事業再生支援センター
・NPO東日本事業支援機構
・NPO西日本事業支援機構
・NPO湘南事業支援パートナーズ
・JSK事業再生研究会-Tel:03-5367-1558 Fax:5367-1668
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by bfl-info | 2007-03-11 10:44 | 事業再生コラム&提言
NPO事業支援協議会・監修コラム【2007年3月号】
◆今月のコラムライター◆
 菊地 陽一 NPO東口本事業支援機構 理事

『個人再生について』
民事再生法に、個人再生手続きが導入されて、そろそろ6年を迎えようとしています。個人再生手続きを行うメリットがある方は、大きく分けると次の2つに集約されます。

第1、住宅ローンを抱えている方。
第2、職種の関係で、破産の手続きに大きなデメリットのある方。

そのなかでも、やはり住宅ローンを抱えている方において、住宅ローンを支払いながら、再生手続きを進めてゆくことで、住宅を確保できる可能性があるというのが、再生手続きを進めるうえで、大きな魅力であろうと思います。そこで、個人再生認可まで、実際にどのような流れで進んでゆくのか、ご紹介させていただきます。

現在では、再生手続きは、多くの場合、弁護士が債務者の代理人となって申立を行うケースがほとんどです。というのも、個人で申立を行うことが知識面で困難があり、裁判所も弁護士を代理人として申立するよう指導していることが、その要因です。
さて、個人再生を進める場合、最も留意することは、債務者が、支払を継続してゆける見込みがあるかを見極めることです。特に、個人再生で住宅ローン特則を使って、住宅ローンを支払い続けてゆく場合、住宅ローンは、当初の契約どおりの元金利息全額を必ず支払う計画を立てなければなりません。期間延長は可能ですが、10年が限度で、延長した場合の最終支払い月は、70歳を超えてはいけないという制限があります。住宅ローン以外の一般債権は、債権額の2割を3年で支払うのが原則です。ただ、現実に、この条件を、債務者の収入だけで、クリアすることは、それほど簡単ではありません。もともとできるのであれば、多重債務に陥ることはないわけです。そのような方の場合、周りの家族に自己の現状を詳しく話していない方がほとんどです。そこで、家族や親族の協力を得ながら、生活態度を見直し、家族の収入状況を考慮に入れて、再生計画を立てるということが、結構多くなります。意外と、裁判所は、本人だけの収入ではなく、家族のバックアップ体制や、意気込みを取り入れてくれますので、協力体制をどこまで示せるかということが、とても重要なのです。

個人再生の現場をみて思うことですが、本人だけでなく、家族もしっかりしている場合は、再生の認可がおりやすいといえます。逆にいえば、提出書類の期限を守れないような方の場合には、仮に、認可となっても、その後継続してゆくことが困難な場合が多いといえます。最終的には、自覚に尽きるということですが、その自覚を植え付けることも、再生を成功させるうえでは、重要になるというのが、本当のところです。

この再生ニュースをご覧の皆様には、是非とも、周囲のパックアップがいかに大切かを相談者の方に周知させていただければと思います。

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by bfl-info | 2007-03-10 10:58 | 事業再生コラム&提言
BFL経営財務研究所たより 2007年 3月
◆海外見聞◆
上海レポート 

確定申告業務はいかがだったでしょうか。お疲れのことと存じます。5月申告法人業務に向けてご自愛ください。

春爛漫の季節がそこまで来ています。桜の季節に別れ(卒業)と出会い(入学、入社)がある日本。海外に行くたびに日本という伝統社会の良さを再認識することになります。3月下旬、またまた上海に行ってきました。

今回の訪中目的は、2点でした。ひとつは石油添加剤メーカーの要望で、販売可能性に係る市場予備調査です。結果は、すでに多くの石油添加剤が流通していて、あまり新規性はありませんでした。ただ、販売余地については今後も継続調査するとことしました。
もう1点は、撤退コンサルの可能性調査です。これは、ニーズもあり、現地でタイアップ可能なコンサル会社を見つけることができました。膨張する中国市場。日本企業は、進出も活発に行われる反面、撤退も適時に行う必要があります。たより読者の皆様の顧問先等で、進出や撤退のニーズがありましたら、ぜひご案内ください。
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◆中国・上海(最新)事情
同封の資料集をご覧ください。今回訪中のもう一つの目的「人民元切り上げで得する方法の開発」に関する資料集です。資料に沿ってご案内します。
・ BOC中国銀行の口座開設用紙記入例
・中国&香港 銀行口座カードのサンプル
・BOC中国銀行の口座、入出金書類サンプル
・BOC中国銀行の口座、通帳記入例
・ギンレンカードのパンフレット
・上海地下鉄路線図・最新版
・中国民工たち

最初の4ページは、中国銀行(Bank of China、BOC)に関する資料です。BOCに口座を開設し、ここに人民元を預金しておき、人民元が高くなったら(切り上がったら)日本円にしようという魂胆です。
口座開設には、上海の住所が必要です。この住所には、何か届けられるわけではないので、極端なこと言うと宿泊しているホテルの住所でもOKです。後はパスポートがあれば口座開設できます。その場で、バンクカードと預金通帳、インターネット用のパスワード(PIN)をもらえます。HSBC(香港上海Bank)のように口座管理料がかかることはありませんので、お好きなだけ預金してください。
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次のページは、この口座に人民元と日本円、香港ドルを入金した例です。通帳のコピーを見てのとおり、日本円と香港ドルはそのままの通貨で預金されます。この場合は、日本円は日本円の利息が適用されます。つまり、このままではBOCに預金した意味がありません。そこで、人民元に替えるように依頼すると、一旦預金を引き出してから、人民元に為替してから預金入金します。なれないと結構戸惑うものです。

次のページは、「銀レン」カードの紹介資料です。要は、BOCの預金カードにこのマークがあるので、人民元を日本円にしたり、人民元預金を日本のレストランなどで使うことができるのです。

次は地下鉄路線図です。昨年行ったときは2号線までだったのが、すでに4号線の一部が稼動していました。恐るべき開発スピードです。計画は、13号線まであるようです。これは、東京をしのぐ世界最大の地下鉄網へ向かっています。2010年の上海万博まで突き進む気のようです。最後のページは、民工に関するレポートのコピーです。1食に700元(約1万円)費やす若者がたくさん居るその町に、1ヵ月働いて同じ収入しか得られない同国人が居るということです。それが、中国です。ぜひご一読ください。

帰国する日は、一人でのんびりお寺参りしました。上海市の南西にあるお寺「龍華寺」を散策しました。浦東や浦西(虹橋)と違ってまったくと言うほど日本人の居ない観光地でした。
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by bfl-info | 2007-03-01 10:25 | 経営財務研究所たより


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